ビットコインは誰が運営しているの?財団も会社もないその仕組みを解説

仮想通貨

はじめに

仮想通貨の代表格といえば「ビットコイン」。
一方でイーサリアムのように「イーサリアム財団」がアップデートを主導しているのに対し、ビットコインには「財団」や「運営会社」が存在しません。

「じゃあ、一体誰がビットコインを運営しているの?」と疑問に思ったことはありませんか?
今回は、ビットコインの運営の仕組みをわかりやすく解説していきます。


ビットコインはオープンソースで運営されている

ビットコインは、Bitcoin Core と呼ばれるオープンソースソフトウェアによって支えられています。
世界中の開発者、研究者、企業が自由に改善提案を行うことができ、そのコードはGitHub上で公開されています。

つまり、誰かが独占的に管理しているわけではなく、ボランティア的に関わる開発者コミュニティが存在するというわけです。


改善提案は「BIP」で進められる

ビットコインの新機能や改善は、BIP(Bitcoin Improvement Proposal) という形式で提案されます。
例えば「取引速度を改善したい」「セキュリティを強化したい」といったアイデアがあれば、開発者がBIPとして文書化し、コミュニティ全体で議論します。

ただし、最終的にその提案が採用されるかどうかは、マイナー(採掘者)やノード運営者がソフトウェアを採用するかどうかにかかっています。
強制的に変更されることはなく、あくまで「合意形成」が必要なのです。


アップグレードはどう進んできた?

過去には、次のような大きなアップグレードが行われてきました。

  • 2017年:SegWit(セグウィット)
    トランザクションの効率化を実現し、送金詰まり問題を緩和。
  • 2021年:Taproot(タップルート)
    セキュリティとプライバシーを強化するアップデート。

いずれも数年にわたり議論され、マイナーやノード運営者の賛同を得てから有効化されました。
このように、ビットコインのアップデートは時間をかけて民主的に進むのが特徴です。


イーサリアムとの違い

イーサリアムは財団が中心となって「Proof of Stake(PoS)への移行」など大きな方向性を決め、それにエコシステムが従う流れが強いです。

一方、ビットコインは「誰も最終決定権を持たない」ため、方向性は開発者・マイナー・ノード・利用者が分散的に決めていきます。

  • メリット
    中央集権的リスクがなく、検閲耐性が高い。
  • デメリット
    アップデートには膨大な時間と合意形成が必要で、革新的な進化はゆっくり。


まとめ:ビットコインは「みんなで運営している」通貨

ビットコインには「財団」や「CEO」は存在しません。
それでも15年以上稼働し続けているのは、オープンソースと分散的な合意形成という仕組みがあるからです。

イーサリアムのように財団が積極的にアップデートを進める形とは対照的に、ビットコインは「世界中の開発者・マイナー・ノードが少しずつ支えている」民主的なシステムといえるでしょう。

だからこそ、ビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれるほど信頼を集め、今でも暗号資産市場の中心にあり続けているのです。

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